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2009年11月6日
さびしいな~F1日本勢の撤退
F1から「トヨタも撤退」。昨年のホンダに続き、とうとうトヨタも撤退を発表した。1986年鈴鹿サーキットでのF1開催を実際に観てトリコになってしまい、それ以来1992年まで鈴鹿へ観戦に行った。町田市から亀戸へ移転して観戦はあまり行けなくなってしまったが、F1シーズンの開幕が待ち遠しくてならなかったひとりだ。旧くは少年時代に「ホンダRA273」(写真 ツインリンクもてぎ/ホンダコレクションホールでの実車)をタミヤのプラモデルで作った。この12気筒エンジンが織成す、エキパイのもりもりの造形美の迫力と、トランペットのような吸気管の美しさは芸術品並みだ。「速いものは美しい」F1を見て、その言葉がピッタリだと思う。
アイルトン・セナ!今は亡きF1史上最高の人気と実力を残す名ドライバーにもう説明はいらない。彼がプロストとチャンピョン戦をやっていた頃、F1ムードは最高潮だったように想う。このマルボロカラーにペイントされた「マクラーレン・ホンダMP4/5」を見るとあの熱い頃がよみがえる。鈴鹿サーキットのパドックで見るF1は、どのチームも磨きぬかれ、鞘から抜いた日本刀のような美しさに身震いをするくらいだ。そんなマシンとプロドライバーの熱いを戦いを、2010年のF1世界選手権でもう日本勢の姿が見れないのは寂しい限りだ。