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2010年10月29日

エンジン大好き2!

16歳で原付免許と自動二輪免許を取り、ホンダカブ号から始まったライダー人生は40歳半ばまでホンダ車オンリーだった。その乗り継いで来たマシンの中で印象深いのが1977年に登場した「GL500WING」である。エンジンの熱対策に潜水艦のアンテナ鋼(プッシュロットに使用)と同じものを使ったなどのエピソードも。この水冷横置きV型エンジンの形状は大柄で、シリンダーヘッドをねじりややナナメ上方に向いたのが特徴だった。dscn1226                              

【左から:エアラ750・GL500WING・MB50】

エアラ750は、CB750Fに本格的なオートマチックを搭載。大型バイクでは、史上初の挑戦的な試みであった。クルマ(シビック・アコード等)と同じ仕様のオートマチックは、D(ドライブ)レンジに入れておけば、低速から高速までスムーズなスピードコントロールが出来た。大柄な車体のGL500には、普通2輪免許(当時は中型2輪免許)でも乗れるGL400もあった。GL500のエンジンは低回転では、V型エンジン特有のトルク感を表すような揺れが、個性的でなにか生き物のようでそれも魅力だった。dscn1227                               

【名車として語り継がれるCB400フォアー】

これらの個性あるオートバイ達の息吹きを残すのは、現代どのバイクだろうか。日本のオートバイマーケットでハーレーダビッドソンの販売シェアーは30%超(750cc以上クラス)。この人気と事実は“オートバイらしさ”に関係している。そのらしさとは、エンジンの外観と共に性能やパワーだけではなく、“人に語りかける”その個性が大きく寄与していると思う。

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