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2009年10月10日
ハーレーを盗難から守ろう!
ハーレーであろうと、自分のモノが盗難されてしまったら悲しみ、怒り、悔しさなど、とにかく許せない気持ちが治まらない。8月以降、埼玉県や神奈川県、群馬県でオートバイ盗難事件が続発した。ところが10月に入り東京都内(葛飾区)でも発生、首都圏全域での被害と用心して警戒を強めたい。2002年の夏、都内の渋谷周辺や青山通り、秋葉原界隈の人目の多い場所で続発し、当店のお客様も被害に遭った。その手口は、さも出張修理やレスキューを依頼されたサービスマンのごとく振る舞い、宅配便トラックのようなクルマに2名で積み込んでしまう。またメインキーとハンドルロックを破壊してエンジンをかけ、現場から乗り逃げする。その間2分以内でこの二つが多くの手口だった。盗難場所は街中の路上や歩道、マンション駐輪場などところ構わずで、一人のコソ泥的な犯行ではなく、明らかに窃盗団のしわざであることが判ってきた。小生も犯行現場を視察したりその後の防犯に全面協力した。またテレビ局のニュース取材にも応じ防犯を呼びかけたりした。そして警視庁が動き犯人等7名が検挙に至る。さらに「ハーレー発見」の連絡を受け埼玉県の所轄の警察署へ向かった。盗難されたハーレーは他にも数台あり、すべてバラバラにされ部品として輸出の準備がされていたのである。組織的窃盗団の明らかな犯行が裏付けられたのだ。決定的な防犯対策は今もないが、これまでの経過から云えば、繁華街に限らずだが予防として、わずかな時間でも①セキュリティを装備しONにしておく②目立つように電柱などに掛けてワイヤーロックをする③できるなら有料駐輪場に置く。自宅等では必ずボディカバーで覆い保管したい。最近は2輪車でも駐車禁止の取締りが厳しく、悲しいかなこのせいもあって渋谷など繁華街へ乗付けが出来ずに盗難が減っているとの見方も出来るが。(写真はHD純正ワイヤーロック11800円)