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2010年2月21日

ハーレー取り回しのコツ!

dsc06841-21『ハーレーダビッドソン・ウルトラ クラッシック エレクトラ グライド・FLHTCU』、サイドカーを除くと最重量モデルだ。このモデルを軽快に走らせ、取り回す。これこそ“ハーレー乗り”の真骨頂なのである。

若き日の想いや憧れを持ち続けて、新にオーナーとなる方がじわりと増えて来た。55歳~65歳の昭和40年代以降を頑張った方々だ。体力や気力はまだまだ40代、行動力も歩く姿にも若さがみなぎっている。dsc06839-21

あるお客様が、「ウルトラを軽々と取り回す“ハーレー乗り”に出会うとカッコいいなぁって憧れますよぉ」との話しが印象的だ。そんな“ハーレー乗り”のお一人になって欲しいと納車のたびに願っている。

しかし、初めてのオーナーにとって、ツーリング系モデルの重さは「想定以上」と思っているのではないだろうか。またその取り回しや、車庫の出し入れ、出かけた先の足元の不安な砂利地の駐車場。このシーンをどのオーナーも体験しなければならない。「ハーレーって重いねぇ~」改めて思う時である。誰もが最初は失敗ばかりで倒してしまう。そういう小生も同じ体験を経てきた。そこで“取り回しのコツ”をいくつか紹介しよう。dsc06878

①車体の直立状態を覚える。左右どちらにも傾いていない状態 *反対側に倒してしまうのではと、つい自身の方に傾けると車体は動かない。はじめの内は、もしも倒れてもエンジンガードで止まる間隔を反対側にとり、壁や塀、ガードレール真横で練習するのが理想。(サイドスタンドは揚げる)

②前進はオヘソが車体から離れないような間隔を。両手のヒジは伸ばし切らずにゆとりを持ちハンドルを握る。逃げ腰にならず下を見ないで腰から押すように前に2~3メートル進む。dsc06881

2~3メートル前進したら、バックは左手でハンドル、右手でシートか、リアシートの後進のチカラが入るところに置く、目線はバイクの後方を視る。ここでも腰から押す感じで。*この前後の移動練習をフラツキが無くなるまでやってみよう。dsc068801

慣れてきたら広いスペースへ移動して、ハーレーを押しながら大きな「8の字」を地面に描くように押し歩いてみよう。

*取り回しに対する不安な気持ちがバイクを倒す。練習こそすべて!決意してやってみたい。腰から押す、目線は遠くがポイントだ。さぁ~あなたも“ハーレー乗り”になろう。

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