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2020年10月31日

バイクは【防衛運転】を心がけて走ろう!

今年は、二輪車の交通事故に交差点でのバイクとクルマの衝突が度々ニュースで上がってくる。

とある記事では「現場は信号機のある丁字路。オートバイが直進していたところ、対向車線から右折してきたトラックとぶつかった」…ホントはそうじゃない。

事実は…「オートバイが直進していたところに、対向車線から右折してきたトラックがぶつかった」のである。

オートバイを運転する人ならこん危なかった経験もあるだろう、またこれらの事故の真実が分かると思う。

【田舎道で特に路地から飛び出しに注意を】

ブログを書いたあと青梅市でこんな死亡事故が…「30日夜、東京・青梅市で乗用車2台とバイクが絡む事故があり、バイクの高校生が死亡しました。
30日午後8時ごろ、東京・青梅市の路上で対向車線を横切って右折した乗用車と直進してきたバイクが衝突。さらにバイクは弾みで後続の対向車にも衝突しました。

この事故で、バイクを運転していた高校3年生の安松大武さん(18)が全身を強く打って死亡しました。
警視庁は最初にバイクと衝突した車を運転していた三田美智子容疑者(51)が、対向車線を横切って自宅の敷地に入ろうとした際に注意を怠ったとみて現行犯逮捕し、過失運転致死傷の疑いで調べる方針です。(31日10:01)」ヤフーニュースから転用。ライダーに見て頂きたい右折防衛運転のビデオ⇒https://youtu.be/843SfSI2RgA

【集団で走ることによる高い視認性】

クルマもハーレーダビッドソンも、ともに大型まで乗ってきた小生の交通社会で生きて50余年。ここ最近、バイクの時は明らかに車の時には考えられないタイミングで交差点をクルマが右折してくる。

さらに交差点だけでなく、左側道路からの飛び出しも多い。

こんな交通状況で、相手のクルマが来ないと視るのは事故になってしまう。
これらに備え危機を予想して減速したり「防衛運転」を心がけておきたい。
クルマから見ればバイクは車と違い、小さく見えにくい、或いは見えていないか、明らかに〝小さく見える″しまっている。

【目立つカラーのライダーウェアも防衛運転につながる】

車の時はバイクの気持ち、バイクの時は車の気持ちを忘れずにいきたいと思う。
永くオートバイに乗っているが、この数年、明らかにクルマを運転してる人たちは、バイクを軽視してる印象が強い。
それと車の運転がオートマになり簡単に楽になったせいなのかもしれない。周辺状況を視ないで運転をするドライバーが多くなった印象をもっている。
だからこそ自己防衛が大切であり「防衛運転」の意識を高めたい。


【大型バイクは出ることを考え入る時からその方向で駐車を】

交差点でのバイクとクルマの事故を扱うメディアの記事には、バイク側が気を付けよううんぬんばかりで、車側の無謀な右折についての言及がほとんどない。

クルマのほうは衝突しようと死ぬわけではないから、無謀運転とは言わないのかもしれないが、バイクが同じタイミングで右折しようものなら無謀という言葉になるのだろう。


【クルマからの視認性を意識したライディングウェアを着用したい】

交差点でのクルマの側面通過、つまり「すり抜け」にしてもバイクが右折待ちの時にほ、とんどの車は速度落さずにギリギリ左わきを抜けていく。
クルマはおそらくバイクに対してすり抜けをしているという自覚を持てないのだろう。
ある交差点を見ていたら、対向右折待ちしてきた前車に続いて高齢婦人のクルマが目の前に右折発進してきた。そこへバイクが衝突したのだ。

【亀戸のツーリンググループ・東東京チャプターのツーリングから】

ハーレーダビッドソン亀戸のツーリンググループ「東東京チャプター」では、誘導するロードキャプテンの肩には「アメリカ国旗バンダナ」を付け、80台の最後尾ライダーにはオレンジベストを着用している。
すべてはグループツーリングの安全運転と防衛運転を心がけてのアクションなのである。

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