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2022年4月26日

ファイナル・エディションでXLモデル空冷エンジンに幕!

ハーレー初となるXLモデルが登場した1957年、その歩みは55年。
およそ半世紀を超える歳月を、ここで語り尽くす事などとても出来ない。

祖父から父へ、さらに父から子へと。
脈々と受継がれてきた空冷Vツインエンジンが終わる。


【ファイナルエディションをH-D亀戸にてゲットされたH様】

ツインエンジンの心地良い鼓動感は、数多のライダーを魅了し、
そして今も魅了し続けているハーレーダビッドソン・XLスポーツスター。

それは、スポーツスターだけがの持つ官能的快感をライダーからライダーへ語り継がれてきた。
ダイレクトに伝える、希有な存在だ。
SINCE1957。
2022年 伝統と伝説に彩られた最後の一頁を飾る、ファイナルエディション。


【ファイナルエディション1300台はH-D正規ディーラーで即時完売】

クルマが普及するにつれて、地球温暖化や環境対策で次々と排ガス規制が実施されてきました。
特にヨーロッパでは「EURO」と言われる厳しい排ガス規制が設けられ、海外のメーカーはもちろん、日本のメーカーも基準を乗り越えるために四苦八苦しています。
「いやいや、でもこれって車の話でしょ?バイクには関係ないでしょう」

誰もがそう思った!モーターサイクルユーザーも人ごとではありません。実は、EURO規制はオートバイにもあるのです!しかも、EURO規制は特に厳しいことでも有名で、現在は「EURO5」が導入されています。
これをクリアーしなければ、2022年9月以降、メーカーは新たにオートバイを造れません。


【2021・XL1200Xファイナル・エディション】

日本にも、その基準と同等にしようと日本自動車工業会では働きがあり、国内では「平成28年国内排出ガス規制」が施行され、これに適合できないバイクは生産終了という苦肉の選択に追いやられるメーカーもたくさん出てきました。
もはや適合できなければ絶滅するという厳しい世界…しかも、2022年からもう一グレード上がって「EURO6」が導入されるのです。

では、バイクの「EURO6」が導入されるとどのようになるのでしょうか?

またもや適合できずに生産終了するバイクが出てくるのでしょうか?

XLスポーツスター・ファイナルエディションはその規制に沿ったラストモデルなのです。

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