BLOG
ブログ
2022年12月8日
ホテルニューオータニに於ける政経の集いへ。
国会の各政党で「オートバイ議員連盟」設立が続いている。
これらの動きを生み出す空気を醸成させた背景には、小生も加入し組織運営に関わる「AJ:全国オートバイ協同組合連合会」や、日本自動車工業会など業界団体の尽力とするその存在が大きい。
かつて高速道路の二輪車二人乗り問題や大型免許の教習所取得問題、オートバイ高速道路通行料金の普通車の半額、二輪ETC実用化などは、長年にわたる二輪業界の懸案事項だった。
これらを自由民主党二輪車問題対策プロジェクトチーム座長、自由民主党オートバイ議員連盟会長として実現に導いたのが、自由民主党元外務副大臣の逢沢一郎衆議院議員であった。
今年から、逢沢一郎衆議院議員から三原じゅん子参議院議員へ。自民党政務調査会 二輪車問題対策プロジェクトチーム(略称、PT)の新たな座長(2代目)に就任。12月7日はその励ます会へ参席。
各党の”オートバイ議員連盟”が取り組もうとする課題は、業界団体が目指すものとほぼ同じ方向であり、その概要はAJがメディアとの懇談会で表明した「現段階での重点案件」と同じものと考えてよい。
次なる項目が取り組みである。
●現実に即した二輪車駐車違反の取り締まり
●二輪車駐車場の建設促進
●有料・高速道路における二輪車通行料金枠の設定と値下げ
●二輪車ETC車載器購入に対する助成金の復活
●二輪車の高速道路路側帯の通行緩和
●125cc以下の小型二輪免許の取得簡便
●2サイクル二輪車からの乗り換え、エコ助成金の支援
●(三ない運動撤回後のことも含め)交通教育の義務化
二輪車を取り巻く環境や諸々問題は、議員を絡めて取り組まないとうまく進まない時代になった。