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2022年1月20日

初心者ハーレーライダーこそ最初は一人で基本を身につけよう!

速く走るより上手く乗るコトを意識してハーレーライディングを。
ライディングの上達には近道はありません。

冷たい言い方のようですが、ハーレーといえどもバイク、身体でバランスさせて乗るもの。これには慣れていかないと、なんともどうにもなりません。
むしろ初心者ライダーの時期に、お薦めできないことをここでいくつか教えておきたいと思います。


【週一で乗り一人で基本を身につけ慣れよう】

オートバイも基本の操作のコツや、車体の押し曳きなどの取り扱いを、しっかりと身体で覚えてことが大切です。
仲間から扱いについてアドバイスを受けるのは好いと思いますが、手にしたばかりの初期段階から慣れた人と一緒に走るのは避けるべきです。

前のバイクについていこうとするのは、交差点の発進から制動まで、大事な基本操作をおろそかになりがちです。
右手、左手、右足、左足がすべて違う操作をするのですから、いくら教習所で慣れて免許が取れたといっても、
日常的に乗っている人たちのペースについていくのは無理なのです。初心者の危険性が高まります。


【友人とのツーリングは慣れてから】

誰かと一緒にツーリングということは、さらにムリを重ねるワケで、置いていかれて迷惑がかかるとか、そんな気持ちからどんな操作をしていたかも忘れてしまうような乗り方に陥りがちです。
ひとりで走りながら、まずは怖くないペースで走り続け、快適な感じで楽しくなるのが先決です。
ただし、慣れるまで漫然と走るのではなく、外側2本指(小指と薬指)でのハンドルのホールドに慣れることや、とくに左手の甲が真っ直ぐになる角度に維持すること、視点を100m先に置くなど、肩の力を抜いたライディングフォームに注意しておきたい。


【車間を前後にしっかり保つ高速道路がもっとも安全性が高い】

交差点や停止線など、フロントブレーキの扱い方は急な作動を避け、車輪が停まる寸前にやや右にハンドルを切ると、車体が左側にリーンして左脚が出しやすくなる。これらの大事な基本動作は、何もベテランライダー向けというモノではありません。ぜひ体得しておきたいものです。


【巧くバイクに乗る方法は何よりも乗ること】

そしてビギナーほど、エンジンを必要以上に高めの回転域で乗ることが多いのも覚えておいてください。ハーレーといえども早めにシフトアップして高いギヤで低い回転域多用で走り、この回転域ならではのレスポンスが穏やかな特性を活かすよう、スロットルをやや大きめに開けて、後輪が路面を蹴ることで安定感を感じることから覚えていきましょう。

ハーレーライディングに焦りは禁物です。基本の操作を迷わずに手足がやれるようになる……それまでは我慢が大切です!

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