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2018年1月9日
初詣を靖国神社とゼロ戦と/(^^)
毎年、新春恒例の我が家の初詣は靖国神社となって久しい。今は亡き父や、義父が共に大正生まれで大東亜戦争を経て昭和を生き、戦争の悲惨と戦後の貧しさを語ってくれたあの日を、ここへ来ると思い出す。
その義父が、20余年前に和歌山県新宮市から上京した時、「ワシは、先ずは靖国神社の戦友に会いたい」と云う。
小生のクルマで一緒に行った。北風の吹く寒い季節であったが、靖国神社の本社下の石段にコートを脱ぎ置き、そのまま背筋をピシッと正し敬礼。その後2分程、本殿に向かい戦友へ何かを語りかける義父の姿に、後ろから見ていた小生は、涙がにじみ感動してしまった。
【靖国神社・遊就館の零戦52型】
少年時代は、タミヤやハセガワの零戦などプラモデルをよく作った。小生にとって、それは夢中になれる遊び道具だった。この頃から「空冷エンジン」や「14気筒」といった機械用語をプラモデル図面から覚えていったように思い出す。
父たちには、零戦は武器であり多くの戦友がこれに乗りお国のためと散華した。大人になって、零戦のその美しい機体に、父たちの想い出や平和の大切さや様々な想いに至る。
【飛び立たんとするこの角度が好きだ】
ハーレーダビッドソンの母国はアメリカ。大東亜戦争では敵国だ。親しい友人は冗談めかしに「敵国のモノに乗るなんて」と苦笑する。小生は、ホンダに入社してHONDAドリームCB450K1に2台乗り継いだのも、「空冷エンジン」が好きであり、ハーレーダビッドソンも同じ理由だと自認する。
【新春を迎えた遊就館】