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2010年12月14日
哀愁のアイルトン・セナ!
今、アイルトン・セナの映画をやっているのをご存知だろうか。1994年F1サンマリノGPで事故死してしまった世界最速のF1ドライバー。
【ありしの日のアイルトン・セナ】
大ファンを自称する小生は、フジテレビから流れるその事故シーン、実況するアナウンサーの嗚咽、「あのセナが・・・」と突然の信じられない死に、涙が頬を流れた。1986年以降、日本GPでセナの勇姿を見ようと仕事を終え、夜を徹して東京から鈴鹿サーキットへ向かったことを思い出す。
只今公開中!映画『アイルトンセナ』 ◇上映館 東京/お台場アクアシティ 埼玉/MOVIX三郷
【マルボロカラーのマクラーレンマシンを見ると哀愁を覚える】
また、友人がこの時代、ホンダ・F1チームでエキゾースト関連の製作担当をしていた。世界を巡るF1サーカス、出場するすべてのチームスタッフはF1シーズンが終えるまで自宅に戻れない。レースが行われるサーキット毎に変るエンジン仕様変更と改良は、すべて「優勝」だけを目的に限界まで追求し製作される。その仕様部品の完成時には時差や時間との闘いの中、その友人は自身の旅行カバンに重い部品を納め、ジェット機に乗り転戦地へ何度となくそれを繰り返す激務だった。アイルトン・セナのF1マシンの一部ながら、そんな裏方の話を知る小生にとって“HONDA・エンジン”を積むセナの勝利への走りは、ファンを超え人生の希望でもあった。
映画はセナの生い立ちと華々しいF1戦歴と悲運、アランプロストとの確執など真実が語られる。「生誕50周年」を記念して製作されたものだ。昨日観賞したが再び涙してしまった。ぜひ、ご覧ください。