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2011年1月25日
噴火は忘れた頃にやって来る!
1月17・18の休日を利用し鹿児島県へ1泊2日の小旅行。桜島を遠望する錦江湾フェリーから山容を見ていたら、静かだった頂上付近から突如、爆発的噴火がはじまって驚いた。偶然だが帰京した直後、1月23日の読売新聞に「活発化する桜島」の記事が載った。「静穏だった桜島に変化が見られたのは09年、そして昨年は観測史上最多の896回の爆発的噴火があった」との記事。遠い南九州のことだが、「大噴火はいつ起きてもおかしくない」と云う。東海地震といい自然災害は忘れた頃にやってくる。
【うっすらと火山性の煙りが見えていたのだが】
鹿児島県内をレンタカーで走っていると、フロントガラスがやたらと汚れ、それが桜島の火山灰と気づくのはちょっと時間が経ってから。他のクルマの多くも砂っぽい汚れ方をしていて、街角に火山灰が風に舞ったり吹溜りが出来ていたり黒い砂をあちこちに見た。これではハーレーで走っているとその砂に乗って転んでしまうのでは?などと思いながらドライブした。 【噴火爆発音は聞こえなかったが東京人には驚きだ】
見る見るうちに桜島上空へ立ち上る噴煙。軍隊あがりの亡き親父のゲンコツをふりあげた怒りも恐かったが・・・「マグマの蓄積量100年ぶり高水準」とか、自然の恐怖はそんなもんじゃない。関心のある方は読売新聞(1/23朝刊)をお読み下さい。またNHK鹿児島の桜島情報を!
追記 桜島から直線にして約20㌔の霧島・新燃岳で1/19に爆発的大噴火。1/27には警戒2から3レベルに上げられ、噴火は激しさを増している。宮崎県や鹿児島県は、昨年の牛の口蹄えきで経済的復興の最中だった。その懸命な努力の中、鳥インフルエンザがこの1月に発生。さらに今回の大噴火による猛烈な火山灰の土砂降りで、地元では2重3重の苦労を背負うことになる。どうか頑張って!と祈念するばかりだ。 1月27日追記しました。 【大噴火が続く霧島・新燃岳】