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2017年7月11日
夏が来た。あぁ~ゼロ戦を想う/(^^)
戦後生まれの小生、大東亜戦争/太平洋戦争を知らない。亡き父は、戦争体験者であったためよく戦時中のこと、また戦後の話を聞かされた。小生の少年時代、好きなことと云えば飛行機のプラモデル作りだった。それも「ゼロ戦」を一番多く作ったと思う。
【新橋・タミヤ東京センター】
自宅の勉強机の上を、航空母艦の甲板に見立て、マジックでラインを引き手で零戦をつかんで着艦・発艦を繰り返す。勉強せずにバカか~と、父にどやされた記憶もある(^^)…東京へ越して初めてゼロ戦の実機を見た時、鳥肌が立つほどに興奮したものだ。
【三菱重工業・名古屋史料館】
【世界唯一の飛翔するオリジナル零戦52型】
2012年秋、所沢航空記念公園へアメリカから展示機体として来日した。エンジンをかけプロペラで移動(タキシング)そのエキゾーストサウンドは今も忘れない。
大東亜戦争に敗戦して72年、戦勝国アメリカに没収された零戦、日本国内には飛べる機体はない。
飛べないまでもゼロ戦/零戦(正しくはレイセン)の実機展示が11機存在。名古屋市営空港のそばにある「三菱重工業・史料館」には社員研修として三菱グループが保有する「零戦52型」は、当時のまま保存されている。案内頂いた館内の人の説明を聴き零戦をさらに深く知ることができた。
しかし、国内の、どの零戦ももう飛ぶことは出来ない。
【上野国立博物館の零戦】
【靖国神社・遊就館の零戦52型】
【船越二郎監修のプラモデルは箱で保存】
【河口湖飛行館・零戦21型】
アメリカは、大東亜戦争では敵国であった。アメリカが生んだ、ハーレーダビッドソンの空冷エンジン音と、零戦52型の空冷14気筒エンジン音は似ていた。
二度と悲惨な戦争にならぬことを祈念して、先の戦争で英霊となった300万余名の鎮魂を胸にして、毎年の8月「零戦詣ツーリング」と銘打って、河口湖飛行館へ亀戸のハーレー仲間は駆けて行く。