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2011年1月19日
大空への憧れ!
飛行機が大好きだ。もしも、ハーレーダビッドソンの仕事をしていなかったら飛行機のパイロットをやっていたかも知れない。時代の廻り合せがその昭和なら、これまたひょっとして「零戦」乗りになっていたかも知れない。悲惨な最期となった「零戦」と残った旧い戦闘機に乗り、若き空士たちは戦争末期「特攻」により沖縄や南の空で散華した。その御魂と零戦がある、鹿児島県の鹿屋、知覧、万世旧飛行場を、冬の連休を利用して訪ねた。
【ジェット機より富士山を相模湾上空から、本栖湖や甲府市が望める】
「大東亜戦争(太平洋戦争)」鹿児島県の戦争歴史資料館では第二次世界大戦と紹介している。小生が巡った3つの旧特攻基地は、かつての日本軍戦闘機「零戦52型」「飛燕」「隼」などが展示してあった。
【鹿屋基地資料館の零戦52型】
今から70年前、世界一を誇った零戦の高い性能は、当時の航空機技術は戦闘機に注がれ、その優秀さは他国のそれを圧倒した。またこれに乗る日本軍搭乗員の操縦技術は、世界的にも史実や戦時資料に残る巧みなものであった。日本人が持つ創意工夫は現代へ継がれているはずだ。
【零戦の操縦席を観ると男心が奮い立つ】
飛行機を操り大空を飛びたい。その憧れは昔も今も若者たちの心に変わらずにある。今の平和な日本は、彼等の犠牲によってあると思った。また平和がどれほど大切なことかを改めて悟った。この旅も、鹿児島県に存在した旧特攻隊基地が知覧だけでなく、多く点在したことを、講談社刊「永遠の0」を読んで改めて知った。読んでここを訪れると感動はより深いものになると思う。