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2019年1月24日

小池都知事と「東京とバイクのこれから」について意見交換!

オートバイ業界にお世話になって、小生は40余年になる。1970年代は三重県に暮らしていたが、バイクで四日市市や津市へ気軽に行けたものだ。駐輪場の心配など全くしなかったし、街角に停めていた。

東京も、その当時は同じ状況であったと思われるが、2006年から始まった「2輪車の駐車禁止取締り」によって、これまでに100万台の駐禁切符が切られた。中には、渋谷区などは、そば屋や新聞店の店先に停めてあるバイクまでもが、駐禁切符を切られたのだ。

その100万台とは、東京都にある二輪車の保有台数にほぼ同じで、つまり保有しているバイクがみんな駐禁切符を切られたに等しいのだ。この12年間で都心ではバイクが停められない、言い換えれば「バイクが乗れない東京」になってしまった。

【バイクはもっと気軽に楽しめる乗り物であって欲しい】

【小池都知事とのバイクに関する吉田純一前AJ会長と意見交換】

小池都知事と全国オートバイ組合連合会(AJ)役員とで、1月23日にバイクに関する意見交換を新宿で行った。小池都知事はテレビ局のアナウンサー時代、バイク通勤したこともあり、バイクの利便性については充分知っている方である。

2006年からの駐車場不足によるクルマの駐車違反取締り。それは二輪車も取締りのとばっちりを受けた恰好となった。東京23区で反則キップがことごとく切られる事態になった。クルマには不十分と云えども周辺に駐車場はあった。しかし、二輪車に駐車場が全く無かった。その理不尽を我々AJでは、警察庁や警視庁など直接取締りをする官庁へは、都市部に於ける邪魔にならない二輪駐車取締りの改善要望と共に、2輪駐輪場新設を訴えた。

【小池都知事とAJ幹部役員】

AJ幹部は、全員が二輪販売店の経営者であり日頃よりユーザーと接している。販売する銘柄やタイプは異なっても、二輪車の愉しさや利便性向上を目指して業界活動へ尽力している。

【イタリアの街角にみるバイク駐輪場】

バイクの停め方も整理され整然であって欲しいもの。そのためには簡単なペインティングでラインを路面に描き、通行人やクルマにも邪魔にならず、バイク利用者にも好い環境を望んでいきたい。

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