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2010年4月29日
本田宗一郎伝承館がオープン!
小生15歳で初めてバイクに乗る。それはホンダ・カブ50 だった。自転車との違い、それはペダルを漕がなくても走るバイクに純粋に感動したものだ。無免許だったが故郷の山村を夢中になり、暗くなるまで走り回ったことを今でも忘れない。16歳ですぐに原付免許を取り、アルバイトの新聞配達でも毎日カブに乗った。当時ホンダ は、イギリス・マン島のオートバイレースにおいて世界のオートバイメーカーと闘い大活躍していた。就職したいと願った「HONDA 」は夢とロマンであり、カブ50 は青春の起点だった。その憧れの本田技研社長は本田宗一郎 だった。
ありし日の本田宗一郎氏
そのカブ50 の生みの親であり、宗一郎氏の志しを後世に残そうと「本田宗一郎 伝承館 」が浜松市にオープンした。小生の仕事への考え方、「夢を持つ」 生き方など、人生と思想の原点となった方である。オートバイの愉しみ方は自由でいろいろあっていい。多様な車種とタイプ、メーカーが存在する現代、自分に合う愉しみ方を選び走ろう。小生もこのGW休暇を利用してハーレーダビッドソン・ロードキングクラシック を、妻はヘリティジソフティル・クラシック で、ツーリングを兼ねて見学しようと思っている。
初めて乗ったカブ50 と出会って44年間、今もこうしてオートバイに乗り続けている。ブーツを履きヘルメットのあごひもを締めてグローブをする。いつもの一連の準備に心地よい緊張感は変わらない。走り出すと愉しくなり、ワインディングになると心は躍る。好きなオートバイを愉しみ仕事としてやれる幸せに感謝をしたい。人生は出会いだ! との言葉がしみいる。