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2010年7月15日
軽やかにツーリングモデルを駆る!
7月10日(土)激暑の関東平野を眼下とする高地、群馬県榛名山の「榛名湖畔」へ向けて当店ハーレークラブ「東東京チャプター」52名で目指した。
【チャプタートップグループはベテランのツーリングモデルチームだ】
ハーレーダビッドソンに1年間以上乗り、かつ7千キロ以上を走行したオーナーならば、この写真の3台のカテゴリーは判るのではないだろうか。ハーレーの中でも車体も大柄、すべてが重量級のツーリングモデル。反面、地を這うような安定感はこのシリーズだけもの。その筆頭は「ウルトラ クラシック エレクトラグライド・FLHTCU」通称ウルトラである。この写真の赤いモデルがそれだ。先頭車チャプター会長が駆る「ロードキング・FLHR」、3台目は「ロードキングクラシック・FLHRC」。これらを成んなくあやつり軽やかにカーブを抜けて行く。まさに「ハーレー乗り」の真骨頂である。
【涼しい湖畔、お子様もタンデムで参加のDチーム】
タンデム(二人乗り)ハーレージャパン調に云えば“ペアーライド”。このところ5組~8組となっている。小生の経験から云うと、タンデムでの走行はライダーには、一定のキャリアが求められる。後席の方もライダーに合わせるカーブでの体重移動やバイクへの乗り降りなど、こちらも一定の経験が欲しいところ。後席に乗せると、思った以上にライダー側には負担がかかり、また想像以上に後席の人の疲労もある。タンデムなら走行距離は300キロが目安だ。ツーリングモデル系でもウルトラのように、後席に背もたれとひじ掛けがあれば後の方の疲労感は大きく和らぐ。
【役員B氏が引率のBチーム・レディメンバーも加わりにぎやかだ】
一般論としてハーレーオーナーはカーブの多い峠道を好まない。ハーレーダビッドソンの走りのイメージや写真などに、真っ直ぐに伸びたアメリカ的なロードシーンが多いせいだろうか。ところがハーレーだって、ちゃんと操れば面白いほどにカーブとコーナリングをそれなりに愉しめるのだ。バンク角は浅くてもそこを臨界点として体で覚えておいて、車体を倒しこむ“セーフティセンサー”とすれば、転倒の防衛運転ができるのだ。小生の場合はバンクの際に、ブーツのつま先でそれを探りながらコーナーを抜けている。ハーレーも「遊び道具」と考え、“道具は使いこなせ”で接する。道具の使い方はスポーツ用具などと同様、「・・・が上手くなる本」をたくさん読んでも上達はない。ハーレーは走ってこそ軽やかに駆ることができるのだ。