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2010年1月24日

鼓動感よこれからも!

dsc06668現在のハーレーダビッドソン・ツインカム96ciエンジン(1584CC)。云わずと知れた世界最大級の空冷ツインエンジン。ハーレーを選び、購入される方の多くは“鼓動音と心地よい振動”を期待してオーナーになられている。それはハーレーダビッソン社107年の歴史の中で、改良やモデルチェンジを繰り返しながらも変わらぬポリシーであり、このエンジン特性はハーレーそのものである。dsc06669年齢を重ねるとこの味わいが判ってくる。                

                 現代は『エコ』と『省エネ』がキーワードの時代。しかし、すべての人が『エコカー』を走らせる世の中になったら・・“ハーレーの楽しみとは”それでいいのだろうか?フト考えてしまうのである。dsc06670

排ガス規制、騒音規制をクリヤーして時代の要請に応えて行くことは、産業界としては当然の義務としても、「エコカー」や「エコバイク」の時代がやって来るのだろうか。ギャチェンジの無い大型スクーターでバイクの面白さに目覚め、ハーレーやオートバイに乗り換えたオーナーが言う、「やっぱり面白いのはオートバイはマニュアルだね」。そんなユーザーの声を聞くと“鼓動感・振動・マニュアルシフトの愉しさ”を改めて思う。

エボリューション1200エンジン(中写真)と883エンジン(下写真)ツインカム96エンジンと同じ個性を発揮しつつも、ハーレーの中で最もロングランに生産されている伝統的な存在、日本市場で最も多く愛用され、最近の女性ライダー増加やハーレー入門に貢献。このエンジンを搭載したXL系の人気が今も堅調である。その愉しさの本質は「鼓動感」であり、母親のお中で聞いた心臓の鼓動に近いものと云われているのも、うなずける。鼓動感よ永遠あれ!

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